息子のマラソン大会で大切なことに気づかされました

息子のマラソン大会で大切なことに気づかされました

先日息子の小学校でマラソン大会がありました。

息子は去年見事に最下位だったのでクラスメイトにバカにされ、来年こそは最下位にはならない!と一年間ほとんど毎日ランニングをしていました。もともと運動神経が良くないのですが、「継続は力なり」という言葉は本当で、練習で走った時に最下位だった息子が7位になる事が出来たんです。

そうなると親としても欲が出てくるもので、「賞状がもらえる6位までに入ったら欲しがっているおもちゃを買ってあげる」と約束しました。当日息子なりに頑張りましたが9位になり最下位を脱出出来て嬉しいはずなのに、賞状がもらえる順位に…という約束をしたせいで息子がガッカリしてしまいました。

本人にやる気を出させる為だったとはいえ、本当に良い方法だったのか考えさせられました。そして考えさせられたことがもう一つ。一年間頑張って走ってきた息子ですが、練習も何もしていないお友達の方が順位が上だったんですよね。小さい時からスポーツ万能な子だったので、生まれ持っての才能という事になるのでしょう。どんなに努力をしても、才能が無いものは生まれ持っての才能には勝てないのかと思ってしまいました。

やっぱり地道に頑張ってきた人間が良い結果が出ると思いたかったのですが、スポーツに関しては難しいものがありますね。悔しい思いもありましたが、最下位だったのが9位になった事は努力の結果だと思うので、今後も来年のマラソン大会に向けて走り続けるそうです。

順位を意識し過ぎてゴールした後泣いてしまう子や、抜かされまいと隣を走っている子を押してしまう子など、色んな性格の子供達を見る事が出来ました。そんな中で一番印象に残っているのが、最後から3番目で決して早くはないんだけど常に笑顔で楽しそうに走っていた男の子です。

母親を見つけると手を振ったり、ラストスパートした子に抜かされても気にもしない。とにかく楽しそうだったんです。

なんだか順位や賞状を意識していた自分が恥ずかしくなりました。楽しく参加出来たらそれだけで十分なんだとその男の子に教えてもらいました。

心が和む会話

心が和む会話

先日、電車に乗って帰宅しようとしていた時のことです。夕方の時間で人がまあまあ居て、座席は満席の状態でした。すると、1人の若い女性がベビーカーを押しながら乗車して来て、ベビーカーを前に固定して僅かな隙間に座って、いました。

すごく疲れた様子の女性は、涙をいっぱい溜めて赤ちゃんを見つめていて辛そうでした。

誰もが「大丈夫ですか?」と聞きたそうな顔をしていましたが、シーンとした電車内ではなかなか勇気がなくて、私は黙ることしか出来ませんでした。

すると、おばちゃん3人組がにこにこ顔で赤ちゃんの前まで近づいて止まりました。すると「可愛いわね〜私は、赤ちゃんのモチモチ肌と柔らかい匂いが大好きなの」と1人のおばちゃんが言うと、他の2人にも同じように優しい声で話していました。

私は「この状況でそんな話ですか…凄いなおばちゃんは」とよく思えませんでしたが、よくおばちゃんと若いお母さんの会話を聞いていると、ただの会話ではないことに気がつきました。

なんと、おばちゃん3人組はお母さんと会話しながらお母さんの悩みを解決していたのです。若いお母さんは、子育てに戸惑い困っていました。人生の先輩ならではのアドバイスや会話のテクニックに驚きながらも、私も心が癒されていたのです。

「いいのよ。人生は長いのだから、あせらずゆっくりいきましょう。大抵のことはなんとかなるのよ?だって、私たちはそうして何十年やってこれたのだから」と。

私は、本として販売し人生の参考書にしたいと本気で思いました。

気づくと、周りの乗客の方々もほっこりした顔で若いお母さんとおばちゃんを見ていました。しばらくすると、周りの人みんなが「頑張れ!」「応援してます」と応援する言葉を言っていいムードになりました。

若いお母さんと赤ちゃんは、笑顔で下車していきました。おばちゃん達の力は絶大で、その会話を聞いていた人はみんな心が和んだと思います。人のあたたかさを感じた帰宅途中でした。